6/3 ぜいたくの果て
前回のエントリーに書いたとおり、週末はだいたい舞台をハシゴしながらひとに会っています。
とはいえ、いま首都圏では良い舞台が毎週・毎週行われていて、選りすぐっているのだけれど観きれないのが現実。ぜいたくなもんです。
でも、演じ手であるダンサーや役者にすれば、実際のところ(たとえ週末の劇場が満員だったとしても)舞台では食べていけず、劇場が職場にはなっていない。
これって何なんだろうと考えるとき、タモリと糸井重里、山下洋輔による「はじめてのJAZZ。」で書かれていることを思い出します。
週末だけでいいのに、ライブハウスで毎日、「おまえの話は、もう聞いたよ」「いや、今度はちょっと違う友達の話をしますから!」「ほんと?」「うん、これは、ちょっと違っておもしろいですよ!」てなやり取りが繰り返されている、という話。
他にも「ただの何とか会館じゃない、名前のついた劇場が必要」という話が出てたり。それで、学生やプロになりたてみたいなのは「ニューヨークじゃ、みんな、食いながら聞いてるんだから、日本人は蕎麦屋で食べながら聞いたっていいんだ」って感じにしてもらって、何でもないレストランに入って、下から音が聞こえるから行ってみたらデュオをやってるぐらいの感じでやればいいと。
初めてのひと向けに、きちんと解説をしなさいと。あと若手については、なんか勝手にやってるな、ぐらいの感じで広く認知してもらえればそれだけで良いのではないかと。
そういうもんかもな、とよく思います。
