1/8 路上で演説する人とネコ
に、今日は下井草と新宿で出会った。
それにしても、左じゃなくてやっぱ右かよみたいな、くだらない勝負に負けたとき、この世界のルールっていまどんなだとひとしきり疑う。歴史的な退廃。大敗。ホワイトバンドしてない。
それにしてもルールというやつは恥ずかしい。口にした瞬間、自分でがっかりだ。やっぱアイポッドいいよねー。この水、ホントおいしい水だよ。言っちゃった。
でもこれ、言いかたひとつだ。おいしい、じゃなくてびびるわ。恥ずかしいのは強度を持った方法を手にしていないがためで、実はあなたはそれを求めているのなら、その方法を、そのための技術を、作家と呼ばれるひとから盗めばいい。びびるわって言ってるのがびびるわ。
作家は、自身の体験を最も力強く伝える「普遍的な言語」の探求に駆り立てられているネコみたいなものだ。その動作が抽象的であろうが、写実的であろうが、ネコは日向に寝そべりながら次のように述べる。私は、ある体験を通じ、ある真実を知った。そのことが、あなたにとっても重大なことかどうかを知りたい。「私もそのように感じる」と、言葉にしてもらいたい。
私も日向ぼっこ、しますよ。
