11/7 本当になる言葉
先週、ヤンジャンを読むと「妖怪人間ベム」のリメイク(*読切)が載っていた。
「人間が発する言葉には言霊があるんだ」
「あんたが言うと…それが本当になりそうだからさ……」
と、妖怪が話し相手(目の前に妖怪がいるとは思っていない人間)に向けて口にするシーンがある。原作にもあるシーンなのかもしれないが、原作は知らないし、小学生ぐらいの時に見た記憶のあるアニメの再放送の内容もあまり覚えていない(妖怪に追われて電線の鉄塔をひたすら上に登らされ、最後には為す術なく落ちてしまう人間の話はよく思い出す)ので、「妖怪人間ベム」のイメージからは離れてこの言葉を読んだ。
言葉にされたものが、本当になる。というよりも、「本当になる」種の、言葉がある。この読切の話を読み進めた結果、そう感じた。そして酒井幸菜の「Noon」の作品ノートとダンスのことを思った。12月の話を持ちかけた9月の頭に見た映像、10月の頭に行われたリハーサルと、作品ノートにある言葉そのものがダンスになる感覚を抱いた。この作品ノートの言葉は、その種の「言霊」にも思える。
酒井幸菜「Noon」は、JCDN「踊りに行くぜ!! vol.7」で11月は茅ヶ崎・大阪、12月は新潟と巡回し、12/15-17の「アウェイ街区」で横浜に到着する。
言葉から始まる、ダンス。
今年3月の「アウェイ箱庭」で初めて会ったとき(彼女はEsの舞台にダンスで参加している)、AAPAの最初の「茅ヶ崎戯曲」を行われた少し後に知り、地元(茅ヶ崎)繋がりでよく覚えていた、という言葉を聞いた。
