12/3 「街区」のテーマ3

線が引かれ、境界ができて、ここからここが、1街区。この隣からは2街区。何も無い土地に、数字だけの、何も無い名前ができる。別々の名前を持った土地に、それぞれ違った建物が建ち、別々に考えを持つものたちが、共にひとつの「みなとみらい」を作る。

横浜市都市整備局のWebページで、それぞれの街区に作られる建物の内容を見ると、都市計画は「大きく言えば当てはまる」にこそあるのだな、と改めて思う。「みなとみらい」を歩くと、中古車センターの中にいても、確かにみなとみらい。モデルハウスを横目に歩くのも、やはりみなとみらい。あそこもどこも、大きく言えばみなとみらい。そうなんだよな。

この感じは、何が実際に作っているのだろうと考えたとき、思い浮かぶのは「景色」。街区という境界はあるけれど、ひとつの同じ色をもった景色が、どの空間からも見渡せて、境界を境界として感じさせないものにしている。横浜で活動を続けるうちに、そんなことを薄っすらと実感し始めています。

2006年12月03日(日)

Copyright (C) 2004-2010 AAPA. All Rights Reserved.