12/20 ニブさ

今日、外部出演をしている舞台の初日が開いた。

とても難しい状況だと思う。常に変わっていく、変えられていく。
I don't know.

ただ、本番前日、最後の最後で頭に浮かんできたのは、かなり前に見たShing02のドキュメンタリー映画(タイトルは"DROPPIN’ LYRICS"だったようだ)の中で出てきた、確か移民家系の子ども達が集まるスクールの授業で行われている、演劇発表のシーン。そういえば、こんな感じのことをあの映像の中ではやっていたなと、ふと思い出した。

しかし、あの映画を見たとき、映画自体は面白かったんだが、その演劇についての部分は、何がそんなに感情を揺さぶられるようなことがあるのか、よくわからなかった。今も、こうして自分が参加している演劇がそれに近いようなテイストがあると感じると同時に、その真価というか、深層に触れているような気はない。

そしてそれは、自分自身、あるいは自分がいま暮らしているその環境自体の感度を表しているようにも思える。そう考えれば、それは何か、自分が落込んでいるニブさのようなものを表しているようでもあり、恐ろしい気もする。気持ちだけだが。

あえて感情を取り上げるなら、怒りは度々揺り起こされている。行うことのテイスト、その際のスタンス。意識の違いを目の当たりにして芽を出す、攻撃的な感情。確かにこれは、現実の閉じている有様を表すのだろう。他者も含めて、その環境自体が不安定な現実として時を重ねている、この場所という当事者の姿を。

だが面白いことに、今日はとても良い天気で、快適だった。自分がいまできることは、素直な意味でそれを喜ぶことだと思う。


夜になる、そう考える電車に乗る、東京の東から西へと渡る。

今週末は、東京は雨だそうだ。

2007年12月20日(木)

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