1/2 箱根の傍ら
自身が生きるこの世界の生活環境を作り変えようと考えるときに、たとえそれが一時的な、小さな範囲のことであっても、何を考えてどのような空間に作り変えようと考えているかということを、直接的に空間に手を加えて形にすることの意義は、思う以上に大きい。だからこそ、舞台という空間をメディアにアプローチする意味がある。
また、AAPAで対象としている生活環境とは、ある地上の一点から目に見える範囲の世界を示しているのではない。鳥瞰した視点からの、ある一地域のことを示している。そのような広範囲の位置付けを変化させていくには、ひとつひとつの具体的な施策とは別に、複数の動きが同時並行で生じる、運動体としての変化の有様が必要だ。それには、ある種のデフォルメされた象徴を、メディアとして形作る必要がある。
これら2つが、想像の世界を表す、舞台表現に取り組む意味だ。
なんとなく駅伝も、昔は(始まったときの理由とか)そういうのに近かった気がする。
