【A】「ダンスシアターの基礎」(講師:アントニオ・ステラ)


【クラス内容】

ダンスシアターのパフォーマーは、あらゆる種類の状況や空間に対応するために、様々な異なる身体の状態を作り出すことが必要とされます。このワークショップでは、ダンスシアターの基礎となる、「3つの身体の状態」を体験し、普段の自分、パフォーマーとしての自分にとって、新しい表現方法、新しい身体の可能性を、参加者の皆さんと見つけていきます。

1)物体のような身体
始めに、身体を物体として捉えることを試します。まず身体は完全にリラックスして、ムーヴメントはパートナーが身体を操ることで起きることに任せます。その後、パートナー無しでも同じことをしてみて、どうなるかを見てみましょう。ただ単に身体の重さに任せた受動の動きと、アクティブに動かした動きとでは、何が異なるでしょうか。

2)リズム、ステップ
次に、様々な種類のリズムとともに動いていきます。その場でのステップや空間を使ってのコンビネーションなどを試していきます。私たちの身体が生み出すリズムと、音楽から生み出されるリズムの違いは何かについて、見てみましょう。

3)フリー演技、フリーダンス
最後に、自由に身体を動かしてみます。そして空間の中で、自由に状況を組み立ててみます。声やテクストも使って構いません。ただしここでの「自由」は、人々と一緒にいる空間の関係性を表すことを意味しています。


【講師プロフィール】

- アントニオ・ステラ Antonio Stella

イタリア、パレルモ市出身。16歳から、パレルモ市立劇場で演劇を始め、同時にプロとしても活躍。その後、岩名雅記、カルロッタ池田のワークショップなどを受け、1999年にピナバウシュの学校であるフォルクヴァング大学に入学。2005年に同校を卒業後、フリーランスのダンサー、アクターとして、Samir Akika(ピナバウシュフェスティバル参加), VA Wölfl (ノイエタンツ)などとの創作活動に参加。主にスイス、イタリア、ドイツで活躍中。

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