2/19 舞台を観るとき

「シアター・バビロンの流れのほとりにて」という長い名前の小劇場に初めて行った。地下鉄の王子神谷駅の入口がある幹線道路からは一通で車の入れない商店街をひたすら進んで、ついに住宅地になったようなところにある。ここで「戸口の外で」という、演劇作品を観た。公演後に、詩人の佐々木幹郎さんと彫刻家の遠藤利克さんによるトークがあり、「現代は、劇場で観る舞台より、日常で起こっていることの方が圧倒的に劇的になっている」という内容が話題にあがった。

情報の生産・消費のサイクルが、過剰に向かって今後も常に推進され続けることの影響は、ネットの世界だけではなく舞台という実空間で行われるものにおいても同様に見ることができる。同時に、同じ実空間で起こる現実(日常)のなかでの出来事が、舞台を追い抜いてその場所を入れ替えているとすれば、それはどういうことを意味するのか。

舞台を観るときにに考えることは、舞台上で行われることが表すことだけじゃない。
前の瞬間から今に至るまでに過ぎている、現実の時間の流れのことを考える。

これを2/3の内容として書こうと考え、そのときは何も書かないという結論だった。

2009年02月19日(木)

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