2/8 『短い旅行記』より

明日2/9(土)から、黄金町「八番館」での公演『短い旅行記』がはじまります。

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今回の公演は、AAPAで参加しているのが自分ひとりで、個人的にあらためてリスタートな感覚。そして出演者も、今まではダンサーでしたが今回は役者。だいぶ変わっていいはずなのに、作品のもつ色については、変わってないほうがこれはもう確実に多いです。

なので、なぜだかこういうものをやりたいと思っている自分が、自分のなかにいることだけは、確実だと思うわけです。

本当に自分は関心が狭い、同じようなことしかしない、単純に言えばがんこであり、器用さがほとんど無い人間だと、なんども繰り返し、思います。
そして見方を変えれば、絞られている、という話でもあります。

このどちらが正しい悪いではなく、そのことに自分で責任をもつこと、面倒をみることが、自分の目指すべきもので、目標。
自分の場合はそれだけで、どこを目指すとか何が目標だとか、すべてそれ以上の話ではないということ。

そういう人間だと、自分というのを見ていて思います。

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昨日、今回の公演でAAPAの短編と同時上演する平松さん作・演出の短編作品を、最初から最後まではじめて見ました。
短いなかで思ったことなので深く理解できてないかもしれないですが、今回の平松さんの短編演劇には、上記のような「人間」のことが書かれているように思いました。

人間は、かなしい存在だと言えるし、それぞれ使命をもつ存在だと言える。
それが正しいとかではなくて、それを悪くないなと考えて、人生やっていきたい。

舞台が終わって家にもどって、ひとりでしばらくたってから、そんなことを考えました。

見えているものだけについて言えば、そんなこととは関係ないようなことしか舞台ではやられてないです。
それでもそんなことを人間は考えてしまうということを、平松さんのミズノオトの作品は、いつも描いていると思います。

今回の公演は2つの団体で2作品をやるので、どちらも短編です。長くありません。
多くのことは語られないし、目の前に現われないと思います。

けれど、そこから見えてくるものがあります。

そのことの面白さを、今回の公演は舞台を通じて体験できるのだと思います。
そして体験してもらいたいと思っています。できることなら、すこしでも多くの方に。

2/9(土)~17(日)まで、毎日公演があります。

ご来場をどうぞ、お待ちしています。

2013年02月08日(金)

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