2007年07月のノート

7/31 次回公演について

次回公演の詳細が、決まりました。タイトルは『Papergate』です。

そしてご案内が遅れましたが、次回公演の会場が、以前告知をしていた「旧東横線桜木町駅舎」から、「ZAIM本館地下」に変更になりました。

理由は、次回公演が内定していた期間に、毎年恒例の地域イベントが「旧東横線桜木町駅舎」を会場として利用するという連絡が、7月下旬になり急遽入ったためです。これがいわゆる"踏み外し"。どうするんだと言っている暇もない状況だったので、とにかく日程か場所を変更して実現できないかを、この10日ほどで急ピッチで調整することに。しかし、日程変更は出演者の都合もありNG。
AAPAは、場所が変われば作品内容も変えざるを得ないので、その意味では当初の場所が使えないという時点で、一から作り直しか??

さすがに、今から新たに考える時間は無い。そのため、次回の更にその次に行う予定だった試みを、前倒しにすることに。会場は駅舎より小さい地下に移り、最終的に5日間・7回公演を行うことにしました。いつもと違う意味でアウェイだ・・

しかしこういうときこそ、様々な場所に取り組んできた経験を活かす機会。というわけで、前向きな感じです。ご期待ください。

2007年07月31日(火)

7/25 起こされた

昨日、踏み外したとか書いて寝ていたら、今度は朝の5時くらいに寝ている上に隣の棚が降ってきて、強制的に起こされた。なんだか良く分からんが早起きすることにする。

アウェイ箱庭の話の続き。
→ハッピーローソンになった経緯が書かれた記事(1)

そう、山下公園は横浜市内だけではなく、全国から多くの方が来る場所。自分もその1人だな。夏の夜はガツガツ動くアメ車(日本版)も集合。

→ハッピーローソンになった経緯が書かれた記事(2)

「ハッピーローソン」は日本橋から山下公園に来たのか。両者に共通点があるんかな。ところでここでシンボルとして使われているミッフィーの本名はナインチェと言うらしい。「単純で抽象化された線と原色の色遣いとを用いる手法を持ち込み、擬人化された子ウサギ」とのこと。なんか示唆的。

2007年07月25日(水)

7/24 やはり起きたか

踏み外しそうな道だと思っていたが。

まあ、少しは予想ができるようになったということなんじゃないかと思い直して、現在足場を組み直し中。詳しくは近々報告します。


こういう時こそ振り返ろうと思い立つ。去年、2006年に行った「アウェイ街区」(12月)と「アウェイ箱庭」(3月)について。

街区では、不定形の大部屋を仕切りで4つに分け、それぞれの個・部屋を作った。新たに作られる埋立地が街区として分かれていく姿を考えたとき、郊外に表れる「部屋」に行き着いた。

箱庭では、山下公園の中にあるガラス張りの空間に、別空間・別機能を差し込む形になった。メインで行われたのは「ジンジャン東京」と「東京ネジ」の公演で、ここは横浜のメインスポットのはずだが、どうにも「東京」が目に付く。ただこの2つの劇団が箱庭で公演を行った作品は、それぞれの団体に縁のある地域:鳥取と盛岡(岩手)を題材としている。

AAPAは、その活動の持つ特性から、郊外/東京がコンセプトに関係してくることが多い。つづく。

2007年07月24日(火)

7/23 鬼の様に個人主義

別に怒っているとかではないんですが、先週末に次の公演のリハーサルが始まって、今日になってまた何度か思い返していて、その内になんとなく思いついた。

今回、あらためてソロで踊る、動くことが気になっていて、なんでそう思うかなと思っていたが、こういうことなのかもしれないな。

2007年07月23日(月)

7/17 場所の行先

先日のエントリーでも触れたが、AAPAでは2006年3月に、山下公園のレストハウスという名の休憩所で「アウェイ箱庭」という企画を行った。この企画は、約1ヶ月の間、レストハウスという空間に休憩所と劇場空間及び展示空間を兼ね揃えるための移動式の仮設装置を設置し、その場所で稽古と公演を行う様子を、山下公園を訪れる様々な人々に眺めてもらうことを目指していた。

この山下公園のレストハウスが、今月の12日から「ハッピーローソン」になった。

AAPAが手掛けた空間は、その後新たな空間に変わる運命にあるものが多い。横浜での最初の企画だった「DANCE PROCESS」が行われたヨコハマポートサイドギャラリーは、残念ながら今月に閉館する。続いて行った「旧労働基準局」は現在のZAIM別館であり、展示/舞台/ラウンジとして使った1階は、なか区民活動センターになっている。その次の「アウェイ遠征」を行った北仲WHITEも現在は閉鎖され、再開発に向けた取り壊しを待つ状態にある。

そしてそれ以降の「アウェイ街区」「関内デック」の会場が、平成20年度以降の用途変更が見込まれているZAIMであることを考えると、どれもここ数年の間にその姿を消す空間ばかりだったことが分かる。これで「茅ヶ崎戯曲」の会場だったサザンビーチちがさきが、砂浜面積の減少によって無くなるとしたら・・縁起でも無いか。

2007年07月17日(火)

7/11 現代の、浅い歴史

劇場で行われるダンスにも様々な種類がある。シンプルに考えるとして、空間、時間、身体のどれに焦点が当たっているかで、作品内容は大きく変わってくる。

例えば、今年の初めに吉祥寺シアターで観た、Co.山田うん×deepblue 国際共同制作公演 「ひ び」(振付・出演:山田うん、篠崎由紀子)は、劇場空間はほぼ素舞台のまま使われ、時間経過に伴うドラマ的な展開は見られず、強烈に身体にフォーカスがされていた。このことを知って劇場に行くのと、知らずに劇場に行くのとでは、印象/覚悟がかなり違ったものになるだろうと感じた。
(※作品について詳しく書かれた舞台評が、コチラに掲載されています)

覚悟と書いたのは、現代の作品(contemporary)は「なぜ・いま、これが起こっているのか?」ということへの理解が、大きく作品そのものから受ける印象、更に言えばその評価に関わるからだ。そのため、作家が何をテーマとして今回の作品に挑んでいるのかを知ることは、重要に感じる。公演期間は、大抵は一週末限りなので、初日の舞台を見てからそのテーマが伝えられていく形では、多くの人は舞台に居合わすという行動に移すまで至れずに終わってしまう。新作の場合、できる限り事前に、作品内容がどのようなものなのかを広く伝えられると良い。AAPAは毎回、それが出来ていないのだが。

世界には無数の舞台作品がある。好む作品との出合いを喜ぶ人も無数にいる。

だが世の中で多くの人に情報として伝わるものは、「最大の消費者層」が求めるものであることが条件になることが多い。そのため多くの作家は自主公演の形式を取り、作品発表を続けていく。結果として、公演前に広く情報を伝えることまで手が回らず、実際は多様な趣向を持つ人々と、多様な作品が出会う機会は、さらに限られてしまう。

音楽の分野で、ネット配信を行うモンスター・ラボという会社がある。現状の音楽の情報流通経路が、作家・オーディエンスの持つ多様性に応え切れていないと、未来を語っている。彼らは、ニッチなジャンル(楽曲)で作家名や楽曲名を知らない場合でも、多様性を持つ各ユーザーがそれぞれ興味のある作家・作品に辿り着ける工夫を、サービスとして提供している。サイト上での楽曲購入の方式も、その工夫のひとつだ。

『価格は100円~200円の間で、リスナーが自由に決められ、標準価格の120円を超えた分はアーティストやレーベルに活動資金として提供する仕組みだ。「海外では、ストリートミュージシャンにチップを払う文化がある。日本でも、音楽活動を温かく見守る文化を作りたい」』

今、舞台を行う場所(劇場/シアター)は、淡々と順を追って変わり始めていると感じる。それでも、何も意味付けがされていない、文脈が読めない場所・状況で、多くの舞台は今も行われ続けている。ただ厳しいその環境に対し、何か自分から出てはこないかと動いた結果、AAPAはそのような環境があるということがわかりやすいよう、ただ突っ立っただけで、まだ歪だ。Away,


シンプルな姿は見つかるかもしれないし、そうはならないかもしれないし、まだわからないが、それでもこれは変わる時期だろうなと感じるので、今日はこんなことも書いてみた。

2007年07月11日(水)

7/10 場所の見え方

9月末の次回公演の会場が、旧東横線桜木町駅舎に決まった。

この場所は、2005年の8月3日に、横浜市の方と東急電鉄の方と一度、現場調査を行ったことがある。この時は最終的に利用許可は出ず、会場は山下公園のレストハウスになり、「アウェイ箱庭」を作ることになった。

あれから2年が経つ。アウェイと名乗ることも無くなり、横浜は自分の何になったのだろう。そのことを見つめる機会にしたい。


昨日の夜遅く、自宅近くの駅からひとつ先の駅で降りてみた。初めての場所ではないが、最初、自宅へ向かう道を間違えて歩き出した。

自宅までの道すがらは、戸建てが多い。途中から戸建てだらけになる。区画は整理されていないのでどこかしらいびつな敷地ばかり。その敷地ギリギリまで家が建てられ、車庫が捩り込まれている。

自宅には、いつもと逆の方向から辿り着いた。
いつも見ていないものに気づかされる。

2007年07月10日(火)

7/9 静かな空間

昨日の日曜の昼下がり、ZAIM別館 301で「横山良平+高須賀千江子 ダンスパフォーマンス公演」を観る。高須賀さんのダンスは、屋上公演以来。

曇が流れ、日本大通りに面する窓から日が入りながら、静かに進む、写真、絵のような時間。それぞれの身体も、内側から動いていく。

このZAIM別館 301は、先月の酒井幸菜ダンスパフォーマンスと同じ部屋。このときも、昼下がりに窓からの陽光が照らす床の場所が、動く様子と一緒に観た。

横浜では、舞台作品からすればコントロールから外れた、日常空間と上手く付き合うような、溶け込むような舞台/ダンスパフォーマンスの空間を観ることができる機会が増えている。ZAIMだけではなく、BankARTのNYKスタジオでも、このような舞台が多く行われている。2階のギャラリー横のフリースペースでダンスパフォーマンスが行われたとき、外のエントランスで、客席とは違った角度からリハーサルの様子を目にした。隣にあることが示される、空間のこぼれ出す感じが面白い。


AAPAの舞台は、あまり静かな状況にはない。ハードな環境、雑多なものが、無造作に入っている違和感。作品からすれば余計な、集中力の欠ける、溶ける感じのないように見える硬さ。シンプルには、いらないように見えるものばかりだろうか。

ただそこにも、なにか溶け出すような感じがあるということが見えるとすれば、それは良いのだと思う。

横浜での活動が、ここにある感触を少しずつ形あるものに変えていく気がしている。

2007年07月09日(月)

7/1 自転車なんたら

6月末を切り抜け、ついに7月。LFが終わってから色々あった。

4月から6月にかけてあったことを整理して書ければと思うが、どうも書けないままでいる。なんだかんだと走り続け、そのまま次へと突入していくこと確実。

明らかに道が太く無いので、踏み外さなければいいなと思う。

2007年07月01日(日)

Copyright (C) 2004-2010 AAPA. All Rights Reserved.