2008年09月のノート

9/30 今月から来月へ

もう9月も終わり。朝、起きるとかなり寒いけど、9月終わりの朝がいつもどんな気候だったか覚えていない。それですこし悩む。

相変わらず11月の次回企画に向けての稽古が続く日々ですが、明日から始まる10月の4日と11日(ともに土曜日)には、AAPAの舞台で振付・出演を重ねている永井美里のワークショップがあります。申込はAAPAでも受付ますので、こちらの詳細ページをご確認の上、ご連絡ください。

それと、永井さんに制作の山本さんがインタビューをしてくれたので、それもサイトに掲載しました。こちらからどうぞ。AAPAを知ったきっかけや、今後の活動内容について語ってくれています。

2008年09月30日(火)

9/28 遠征と静止

昨日はIAMASが全面的に運営している感の岐阜の大垣ビエンナーレに立ち寄り、今朝東京に戻ってきて11/15,16に公演をするアサヒ・アートスクエアを皆で下見させてもらう。自分は春にしているので2度目の下見。その後は横浜に戻り、今夜は横浜トリエンナーレ関連で行われている「大野一雄フェスティバル2008」の企画で大橋可也&ダンサーズの『Black Swan』がBankARTのNYKの屋外スペースで上演されたので、それを観てきた。『Black Swan』は、前田尚子さんのダンスがとても印象に残った。

以下、前田さんのダンスについて、メモ書き程度の記録。

前半はいくつかのキレのある動きが数えるほどあるのみ、途中から舞台上の中心となって動くが、不自然な速度・形を作るような動きや身体が勢いで揺れるような場面がほとんど無い(が、全く無いわけではなく、あえてそのように構成した感がある)。ラストに向けて、ある切り替えが行われるシーンの後、最小限だが、他の出演者とのコンタクトが起こり、終わる。この全体の流れに、引き込まれた。

2008年09月28日(日)

9/26 +4とか+2とか

ダンスのショートピースを中心に構成した『アウェイ街区』(2006.12)でご一緒した木野彩子さんがゲストで登場する、日本のコンテンポラリーダンスについてのパネルディスカッション(他にワークショップ、研究発表など)が、今週末のロンドンで行われている。日本からは、山田うんさんやKENTARO!!さんが参加してるらしい。パフォーマンスもあるとのこと。内容・スケジュールはこちら

このイベントに、AAPAの舞台に振付・出演で参加している永井美里もアシスタント兼通訳として関わっているそうで、彼女は今週月曜からロンドンに行っている。
永井さんによると、イベントの趣旨は「様々な立場でダンスと社会に関わっている人が、いま抱えている問題意識、意見を共有する場を作ること」なのだそうだ。
(それと永井さんは、帰国後にワークショップをするとのこと。詳細はこちら

ここでの「ダンスと社会に関わっている」というのは、「ダンスを通じて社会に関わる」「社会を通じてダンスに関わる」の両方だと思うが、なかなかそれが難しいと思うのは、考えすぎているからかもしれない。
自分が「ダンスをわかる」のは難しいが、ダンスに触れるやり方や場所は持ちたい。これは演劇でも音楽でも映像でもデザインでも、同じだろうなと、よく思う。

supercar-STROBOLIGHTS

2008年09月26日(金)

9/22 先週末は3勝2敗

先週末は、11月の柏とアサヒ・アートスクエア(Migrate)での公演に向けて、稽古、スタッフ打ち合わせ、チラシ作りが並行して進み、本番まであと2ヶ月を切ったということで、そろそろ本格スタート、という感じ。「次回企画」も更新しました。

そしてそれもあって、先週末は観に行こうと思っていたイベントを2つ見逃す・・週末の間に5つ周ろうとすること自体が間違いなんだが。そんな中、金曜日はこまばアゴラ劇場で、スイスの劇団の「ジャックとその主人」を観た。役者がみな力強くて面白い。全員、オーディションで集まったフリーの役者さんなんだそうだ。
(終演後のトークも含めた詳しいレビューが、こちらのサイトに掲載されています)

それにしても、行ってみたいと思うイベントがあっても行けないのが現実で、それを前提に考えれば、これから何をしていくべきか、少し見えてきそうな気がする。

2008年09月22日(月)

9/16 壁の家

昨日は予定が空いたので、ICCの「ダムタイプ 《S/N》 トーク・イヴェント」に行った。

出演は、浅田彰、高谷史郎、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、高嶺格と、《S/N》 のど真ん中にいた人たち。そしてそれぞれの話が、バラバラで、それでいてそれぞれに面白かった。このトークに出演していた人以外にも《S/N》 には多様な人たちいて、そこから1つの作品と、多くの活動が派生して行われたという当時の実感が、目の前のトークからなんとなく伝わってきた気が本当にした。

この前日の日曜には、こまばアゴラ劇場で「森の奥」のリーディング公演(作:平田オリザ 演出:多田淳之介)を観た。観終わった後、次の用事があったので渋谷まで歩いて向かった。その途中で、松涛郵便局前の交差点に出る道を歩き、壁のようになった廃屋を見た。その写真。

080914_shibuya_syoto.jpg

この家があるので、道幅の拡張ができないぽい。事情は道には書いてなかった。

2008年09月16日(火)

9/15 岐阜の舞台風景2

昨日の写真では見えなかった、右側部分はこんな感じ↓

gifu2.jpg

奥で踊る永井さんの左脇に見えるのは、人工林の倒木が起きている現場。
その様子を、間伐材で作られたダイニングセットとボックスが挟む光景がなんとも。

しかし、やっぱり舞台上の状況についての解説が、必要な気がする。
動きの説明ではなくて、舞台空間にあるもの(イメージ)についての解説。

どうするかな。やっぱり始まる前にレクチャーだろうか。
あるいは、こんな風に後日するとか? 来てくれた人に案内出せなきゃダメだけど。

2008年09月15日(月)

9/14 岐阜の舞台風景1

東京から駆けつけてくれた高校の先輩が、舞台に隣接する日本家屋の2階から撮影してくれた写真。これでも全景が入らない・・(右側に立体装置が2つある)

gifu1.jpg

2008年09月14日(日)

9/13 反町近況報告

岐阜公演も終わり、11月のアサヒ・アートスクエアでの東京公演に向けた稽古が、先週から始まってます。出演者に新しいメンバーが1人加わったので、稽古が新鮮な感じで進んでいく。

ところでAAPAの稽古は、横浜から東横線で1駅渋谷寄りの反町駅近辺のスタジオでやることが多いのだけど、この反町で稽古を始めた1年前と比べて、かなり駅周辺の飲食系の店が充実してきた気がする。今日は稽古が午前中にあったので、昼は皆でまだ入ったことの無かったカレー屋に。辛さ「ハード」がスタンダードと、辛さにこだわりを見せてくれる店だったが、ルーが他とは違う感じで、いい感じだった。最近の反町はあなどれない。

その後、横浜に用事があったのでテクテク歩いた。横浜まで1駅なので、簡単に歩けてしまうのも反町の良いところだ。途中で見つけた建築工事の風景写真を2枚。

SN390038.jpg

SN390039.jpg

AAPAで舞台を作るとき、工事風景に出会うと色々とイメージがわいて楽しい。
あと、人がちいさいところが良い。景色に潜んでいるとことか。

2008年09月13日(土)

9/1 岐阜から戻りました

8/30,31と岐阜県郡上市明宝で行ったパフォーマンスが終わり、先ほど横浜に帰ってきました。今回の感想を、総論的にですが以下に記しておきます。

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岐阜の四方を山林に囲まれた場所で、森林に関するレクチャーに続いて『PAPERGATE』(デュオバージョン)を上演するという経験は、上流(山間部)と下流(都市部)の「距離」というものを、すごく直接的に、自分たちに伝えてくれたと思う。

上流と下流は、互いの距離にしろ環境にしろ、物理的にはとても離れている。だが、それぞれにある精神的な感覚やセンスには、遠いものも近いものもあるように思える。シンプルなその思いつきを手がかりに、上流と下流の遠近(距離感)を確かめることを目標に掲げて、今年の初めから、岐阜の山間部と都市を繋ぐプロジェクト:「Migrate(マイグレイト)」に取り組んできた。

この8月の岐阜でのパフォーマンスを終えたところまでの経験は、その最初の一歩で、「距離」とは何なのかということを、現場に身を置くことで、考えるより先に体感として残すことが目的だったと思う。だから、たがいに理解し合えたことはまだまだ少ないと感じるが、次に向かって何を感じて進んでいけば良いかは、からだで実感したと思う。

今、あらためて感じているのは、「距離」というのは簡単に超えられるものではなく、深さを持つ、ということ。

そのことを確かに描きながら、流れとして繋がっていることが持つ、近さについてどう表していくのか。11月にアサヒ・アートスクエアで行う公演に向けて、考えている。(上本)

2008年09月01日(月)

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