2025年のAAPAは、千葉の外房で行ってきた活動(CIいすみ)が、東京の墨田区での活動(からだの対話の場をひらく)につながっていく一年になりました。そして長野・山梨・群馬でもワークショップを行う機会があり、スタジオでは夏頃から、以前よりクラスを開催できる日が少なくなりました。
普段なかなか日程があわなかった方にも、スタジオクラスで行っている内容をご紹介できればと思い、今年も年末の時期にあわせてワークショップを行います。クラスで行っている『ボディワーク』と『コンタクト・インプロ(CI)』を、各回テーマを設けてあらためて丁寧に紹介する時間に加え、各地で取り組んだワークをもとに「ふむ/おく」に意識を向ける『ラボ』も行います。
からだのことが気になる方、ダンスや演劇などからだを使った表現に興味がある方はもちろん、スタジオは初めての方も、ぜひご参加ください。ダンスの経験はなくて大丈夫です。単発での受講も可能です。何かご質問などありましたら、お気軽にお問合せください。
自分自身のからだに触れて、ゆらしながら「からだのつながりを感じること」に丁寧に意識を向けていきます。からだの構造や仕組みについて理解を深めることで、動きの幅や選択肢をひろげることを目指します。
▼各回のテーマ
28日：呼吸と骨への意識
29日：伸張(リーチ)と脱力(リリース)
30日：重心移動と足運び
相手のからだに触れ、質感や重さなどを感じることから動いていくことで、自身の動きが「動かされていく」ものに感覚が変わっていくのを体験します。
他者とのからだの合わせ方、重心の取り方など、CIで共有されている基礎的なテクニック(型)を繰り返し確かめながら、自身と相手との間に生まれる「その場限りの流れ」を味わうことを目指します。
▼各回のテーマ
28日：触れる
29日：重みをかける／支える
30日：重心をゆだねる／外す
同じ場所を「ふむ」ことを続けること、離れた場所にからだを「おく」ことをテーマに、シンプルな動きを繰り返すことで生まれる実感、引き出される経験、浮かんでくる想像などを言葉にしながら、深めていきます。ときに短い音、声の響きに身をゆだね、参加者ひとりひとりの異なるからだを見つけていきます。3日間ともに同じ内容に取り組みます。
